こんにちは!
認知症サポーターリョウです。
母はアルツハイマー型認知症です。
これは前からお話ししていますが、現在は2か月に一度の通院と薬を飲んでいます。
父は要介護3ですが、母はまだ介護の認定を受けていません。
以前から話はしているのですが、本人が頑なに拒んでいました。
身体は元気ですので、自分が施設を利用する必要はないというのが理由です。
介護認定を受けたから施設を利用しなければいけない訳ではなく、
車の免許証のように自分が乗りたければ車に乗ればいいし、必要なければ車を運転することはないのと
同じであると何度も話をしています。
父のケアマネージャーとも相談して、何とか認定調査を受けるようにあの手この手で進めてきました。
そしてようやく認定調査を受けることを承諾してくれました。
認定調査の依頼書にもサインをしてくれました。
後日担当者から連絡があり、母にも確認して日時を決めました。
ところが認定調査の前日に、「明日認定調査だからね。」と話をすると、
「なに?それ?」
「そんなの知らないよ」
「あんたが勝手に申し込んだやろ」
こんな会話となりました。
ケアマネージャーが来た時に自分で話を聞いて自分でサインをしたよと言うと
思い出したのか何も言わなくなりました。
夜確認し、当日朝確認をして何とか本番を迎えることが出来ました。
認知症の可能性をチェックしてみましょう
認知症は、早めに気付いて適切な治療を開始できれば、その後の症状の進行を遅らせることができます。
・財布や通帳などをどこに置いたか忘れるようになった
・最近のできごとが思い出せなくなった
・とっさに言葉が出てこなくなったり、簡単な暗算ができなくなった
こんな症状はありませんか?
もし思い当たることがあれば、一度チェックしてみてください。
ここからは認定調査票の基本調査の内容です。
○麻痺 ない・左上肢・右上肢・左下肢・右下肢・その他
○拘縮 ない・肩関節・股関節・膝関節・その他
○寝返り できる・つかまれば可・できない
○起き上がり できる・つかまれば可・できない
○座位保持 できる・自分で支えれば可・支えが必要・できない
○両足での立位 できる・支えが必要・できない
○歩行 できる・つかまれば可・できない
○立ち上がり できる・つかまれば可・できない
○片足での立位 できる・支えが必要・できない
○洗身 介助なし・一部介助・全介助・行っていない
○爪切り 介助なし・一部介助・全介助
○視力 普通・1mで見える・目の前で見える・ほとんど見えず・不明
○聴力 普通・やっと聞こえる・大声で聞こえる・ほとんど聞こえず・不明
○移乗 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
○移動 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
○嚥下 できる・見守り等・できない
○食事摂取 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
○排尿 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
○排便 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
○口腔清潔 介助なし・一部介助・全介助
○洗顔 介助なし・一部介助・全介助
○整髪 介助なし・一部介助・全介助
○上位の着脱 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
○ズボン等の着脱 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
○外出頻度 週1回以上・月1回以上・月1回未満
○意思の伝達 できる・時々できる・ほとんど不可・できない
○日課の理解 できる・できない
○生年月日 できる・できない
○短期記憶 できる・できない
○名前を言う できる・できない
○季節の理解 できる・できない
○場所の理解 できる・できない
○徘徊 ない・ときどきある・ある
○外出すると戻れない ない・ときどきある・ある
○被害的 ない・ときどきある・ある
○作話 ない・ときどきある・ある
○感情が不安定 ない・ときどきある・ある
○昼夜逆転 ない・ときどきある・ある
○同じ話をする ない・ときどきある・ある
○大声を出す ない・ときどきある・ある
○介護に抵抗 ない・ときどきある・ある
○落ち着きなし ない・ときどきある・ある
○一人で出たがる ない・ときどきある・ある
○収集癖 ない・ときどきある・ある
○物や衣類を壊す ない・ときどきある・ある
○ひどい物忘れ ない・ときどきある・ある
○独り言・独り笑い ない・ときどきある・ある
○勝手に行動する ない・ときどきある・ある
○話がまとまらない ない・ときどきある・ある
○薬の内服 介助なし・一部介助・全介助
○金銭の管理 介助なし・一部介助・全介助
○日常の意思決定 できる・特別な場合を除いてできる・日常的に困難・できない
○集団への不適応 ない・ときどきある・ある
○買い物 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
○簡単な調理 介助なし・見守り等・一部介助・全介助
いかがでしたか?
どの設問に対する回答も一番左がいいわけです。
この基本調査と本人とのやり取りや普段の生活状態と主治医の意見書から判断されて介護の認定がされるわけです。
ここから時間がかかるのです。
父の場合で約1カ月かかりました。
今回も1か月から2カ月かかると言われました。
ところが今回3週間ほどで結果が来ました。
結果は予想に反して要介護1でした。
要支援が妥当なところかと考えていましたが、
本人も喜んでいいのか悲しんでいいのか、通知を見ながら落ち込んでいました。
ただ、これで介護に関する、例えばデイサービス等のサービスが利用できるようになったので
本人とも相談しながら進めていきたいですね。
これで少しホッとしました。
なかなか認定調査を受けたがらない人も多いかと思いますが、
取っておけばいろいろなサービスが利用できるし、
嫌なら何もしなければいいわけですから、
何とか話をして認定調査を受けるのがいいと思います。
認定を受けないと何もできませんし、結果が出るまでに時間がかかりますので
早めに動くのがいいと思います。
介護の合い間に出来る在宅ワーク。
管理人も取り組んでいてオススメですよ。
認定調査などもほとんど平日ですから、この代理店ビジネスのおかげで
時間も作れますので、普通よりも早く進められます。
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